- 2024/04/01 掲載
財新中国製造業PMI、3月は51.1に上昇 1年1カ月ぶり高水準
景況拡大・縮小の分かれ目となる50を5カ月連続で上回った。
PMIの内訳で生産と新規受注の拡大ペースが加速。外需が好調で、新規輸出受注が2023年2月以来の高水準を付けた。
企業の今後1年間の見通しは、投入コストの低下といった好材料により23年4月以来の高水準を付けた。
財新智庫のシニアエコノミスト、王哲氏は原材料価格の下落による生産コストの低下で、厳しい競争に直面する製造業者に値引きの余地が生じたと指摘。
ただ、企業は増員に慎重で、雇用指数は昨年8月以降減少を示している。
王氏は「経済はなお逆風に直面している」とし、雇用低迷や物価安、有効需要不足が続いており、内需、外需の両方をさらに促進する必要性が浮き彫りになっている」と述べた。
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