- 2024/03/19 掲載
大手行が預金金利引き上げへ、三菱UFJ銀は21日から 日銀利上げで
[東京 19日 ロイター] - 三菱UFJ銀行は19日、日銀の利上げを受けて普通預金金利を0.001%から0.02%に引き上げると発表した。日銀が前回利上げをした2007年2月以来。他の大手行も利率の引き上げを検討している。
三菱UFJ銀は3月21日から引き上げる。定期預金の利率も見直し、1年物は0.002%から0.025%とする。優良企業に融資する際の最優遇金利、短期プライムレートは1.475%を維持する。同レートは、住宅ローンの変動金利の基準でもある。
みずほフィナンシャルグループも、普通・定期預金の金利を引き上げる。木原正裕社長は日銀の利上げ決定後、ビジネスの原資として「預金を持つことの重要性が一層増す」とのコメントを出した。
三井住友銀行、グループに4行を抱えるりそなホールディングスも、預金金利を引き上げる検討に入ったことを明らかにした。
*情報を追加しました。
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