- 2024/03/13 掲載
アディダス、北米は今年1桁台半ばの減収へ 過剰在庫続く
[ヘルツォーゲンアウラハ(ドイツ) 13日 ロイター] - 独スポーツウエア大手アディダスは13日、撤退した「イージー」スニーカーの過剰在庫に見舞われている北米について、今年は売上高が減少するとの見通しを示した。
同社は米ラッパーのカニエ・ウェスト氏とイージーを共同開発したが、同氏の反ユダヤ主義的発言により協業を解消した。
通期決算の確定値を発表する中で、2024年は為替影響を除く北米の売上高が1桁台半ばの減少率となり、その他の地域は全て成長すると見込んだ。
速報値を発表した1月下旬にアナリスト予想を大きく下回る24年見通しを発表した。
ビョルン・ガルデン最高経営責任者(CEO)は「23年は年初に予想していたよりも良い結果に終わった」と述べた。
23年に継続事業ベースで5800万ユーロの純損失を計上、これは1992年以降で初めての赤字となる。しかし、配当は昨年と変わらずの1株当たり0.70ユーロ(0.7650ドル)を提案した。
フットウエアの売り上げは第4・四半期に8%増加したが、アパレルは13%減少した。
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