- 2024/03/13 掲載
相次ぐ満額回答を歓迎=経済3団体首脳
経団連、経済同友会、日本商工会議所の経済3団体首脳は13日、春闘の集中回答で労働組合の要求に対し満額や要求を超える回答が相次いだことについて、「うれしく思い、安堵(あんど)している」(十倉雅和経団連会長)などと歓迎した。
十倉氏は「賃上げの必要性を労使共に強く認識している」とし、「労使が議論を重ねた結果だ」と評価した。同友会の新浪剛史代表幹事は「人手不足下での人材獲得の重要性を強く認識した経営判断だ」と指摘した。
日商の小林健会頭は、賃上げの勢いを中小企業へ波及させるため「大企業は社会的責務として中小企業との価格交渉に真摯(しんし)に向き合ってほしい」と改めて呼び掛けた。
【時事通信社】
PR
PR
PR