- 2024/03/13 掲載
「ド・ドドンパ」営業終了=骨折など相次ぎ―富士急行
富士急行は13日、山梨県富士吉田市の遊園地「富士急ハイランド」で人気を博したジェットコースター「ド・ドドンパ」の営業終了を決めたと発表した。ド・ドドンパは骨折などの事故が相次いだため2021年8月から運休中で、同社は再開に向けメーカーと協議を重ねたが、「安全運行を確信できる手段の具体化は困難」と判断した。
これに伴い、24年3月期決算で、解体撤去費用など6億1200万円の特別損失を計上する。
ド・ドドンパは最高時速180キロの高速コースター。同社によると、乗客が首の骨を折ったり、ねんざしたりする事案が20、21年に計12件確認された。同社が設置した第三者委員会は、設備の点検や整備に問題はなかったとする一方、正しい乗車姿勢などの注意喚起の仕方に「改善の余地がある」と指摘していた。
【時事通信社】 〔写真説明〕営業終了が決まった「富士急ハイランド」のジェットコースター「ド・ドドンパ」(同社提供)
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