- 2024/03/12 掲載
出光、豪SAF企業に出資 カンタスやエアバスと共同で1920万ドル
発表によると、出光興産が日本国外のSAF事業に投資するのは初めてという。
カンタスとエアバスは昨年、ジェットゼロのSAF事業に200万豪ドルを共同出資すると発表。カンタスは2030年までに燃料の少なくとも10%をSAFにする目標を掲げており、同社とエアバスは22年、目標達成に向けて2億ドル規模の基金を立ち上げた。
ジェットゼロのSAF事業では、精製所を豪クイーンズランド州に建設。国内の農業副産物から採れるバイオエタノールでSAFを生産する。年最大1億0200万リットルのSAFと、1100万リットルの再生可能ディーゼルを生産する見込み。
SAFは従来のジェット燃料と混合でき、二酸化炭素(CO2)排出量を最大約80%削減できる。
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