- 2024/03/11 掲載
副会長にソニー吉田氏ら4人=豊田氏起用は見送り―経団連
経団連は11日、新任の副会長にソニーグループの吉田憲一郎会長(64)ら4人を起用する人事を内定した。5月31日の定時総会を経て就任する。吉田氏は2020年から経団連審議員会で副議長を務めてきた。十倉雅和会長は11日の記者会見で、「人格や経営手腕、各業界における実績などを総合的に評価し人選した。いずれも立派な方々だ」と述べ、期待感を示した。
一方、次期経団連会長候補の一人として、副会長への就任が注目されていたトヨタ自動車の豊田章男会長(67)の起用は見送った。十倉氏は、豊田氏について、「(共同委員長を務める)モビリティ委員会でこれからもぜひご活躍いただきたい」と語った。
副会長に起用するのはこのほか、三井住友銀行の高島誠会長(65)、日本郵船の長沢仁志会長(66)、住友商事の兵頭誠之社長(64)。みずほフィナンシャルグループの佐藤康博特別顧問(71)、三井不動産の菰田正信会長(69)、三井物産の安永竜夫会長(63)の3人は任期満了で副会長を退任する。
【時事通信社】
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