- 2024/03/11 掲載
全日空、ベア1.1万円回答=91年以来の高水準
全日本空輸が2024年春闘で、基本給を底上げするベースアップ(ベア)を月額1万1000円と回答したことが11日、分かった。1991年以来の高水準で、定期昇給(定昇)と合わせた賃上げ率は平均5.6%。
最大労組「ANA労働組合」のベア要求に対し、前年(6000円)に続いて満額回答した。今年4月に入社する新卒の初任給は、客室乗務員が月1万6000円、総合職は1万1000円、それぞれ一律で増額する。
日本航空も11日までに、91年以来の高水準となる月1万2000円のベア実施を回答した。定昇と合わせた賃上げ率は平均6.0%。
【時事通信社】
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