- 2024/02/27 掲載
東北電、女川原発に乾式貯蔵施設=使用済み燃料、事前協議申し入れ
東北電力は27日、原発から出る使用済み核燃料を保管する乾式貯蔵施設を、女川原発(宮城県石巻市、女川町)の敷地内に新設する方針を表明した。9月ごろに予定する2号機の再稼働により、原子炉建屋内の使用済み燃料プールが、4年程度で貯蔵上限に達するためとしている。
同日、県や立地自治体に事前協議を申し入れた。青木宏昭原子力部長は県への申し入れ後、記者団に「(貯蔵)期間は燃料を搬出するまでとしか言えないが、一時的な貯蔵には間違いない」と強調した。
東北電によると、施設の設置には国の認可や自治体の同意が必要。全2棟で10年分以上の使用済み燃料を貯蔵でき、建設費は計約144億円。2028年3月の運用開始を目指している。
【時事通信社】
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