- 2024/02/26 掲載
純利益1兆円、25年度視野=米投資銀行業務強化へ―三井住友FG社長
三井住友フィナンシャルグループ(FG)の中島達社長は26日までにインタビューに応じ、2028年度に連結純利益を1兆円とする目標について、25年度の前倒し達成も視野に入れていることを明らかにした。その上で、一段の成長に向けて、米国で企業のM&A(合併・買収)などを支援する投資銀行業務を強化する考えを示した。
現中期経営計画では、最終年度の25年度の純利益目標を9000億円と設定した。ただ、米金利高など外部環境の好転もあり、初年度の23年度に過去最高の9200億円と目標を上回る見通し。
中島氏は24年度以降も「最高益を更新する自信を持ちつつある」と強調。純利益1兆円も「為替や日銀の利上げなど環境が整えば、25年度にも達成する可能性は相応にある」と説明した。
【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答える三井住友フィナンシャルグループ(FG)の中島達社長=7日、東京都千代田区
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