- 2023/08/31 掲載
UBS、クレディ・スイス国内銀行部門を吸収へ 雇用喪失懸念も
クレディ・スイス買収後初のUBS決算発表に合わせ公表された。
UBSはクレディ・スイスの国内銀行部門をスピンオフし、新規株式公開(IPO)を通じて上場させるという選択肢もあった。ただ、国内銀行は堅実な利益を生み出しており、昨年は唯一の黒字部門だった。
セルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は「完全統合がUBSと利害関係者、スイス経済にとって最善の結果であることは明らか」とし「2024年に予定される法的統合までは別々に運営され、顧客のUBSシステムへの段階的な移行は25年に完了する」と述べた。
UBSはクレディ・スイス国内銀行部門の吸収に伴うコスト削減について、26年末までに100億ドルと想定、27年までに80億ドルとしていた従来予想を引き上げた。節減は主に人員削減を通じて行う。
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