- 2023/05/29 掲載
米債務上限、可決できなければ「極めてマイナス」=シカゴ連銀総裁
6月13─14日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを支持するかどうかについては明言を避け、これまでの利上げの影響がまだ十分に表れていないと指摘。
「数週間先であり、予断を持ったり決断したりしないようにしている。会合までに多くの重要なデータを得ることになる」と語った。
議会が債務上限に関する法案を承認する見通しであることに勇気づけられるとも述べ、「もしそうでなければ、金融システムやより広範な経済に極めてマイナスの結果をもたらすだろう。この問題を予期することでさえ、経済や金融市場に影響を及ぼす」と指摘した。
金利を巡る「懸念と不透明感」がすでにあり、世界で最も安全とされる米国債の価値に疑問を生じさせるのは「融資や実体経済にとって良くない」とし、債務上限を引き上げて問題を回避するよう呼びかけた。
連邦準備理事会(FRB)がリセッション(景気後退)を回避できると確信しているとも語った。
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