- 2023/05/26 掲載
東証、新指数に150社選定=トヨタ、メガバンク含まれず
東証を傘下に置く日本取引所グループ(JPX)は26日、7月3日から算出する「JPXプライム150指数」の具体的な銘柄を発表した。新たな株価指数を構成するのは、「価値創造が推定されるわが国を代表する企業」150社。資本効率などを重視した結果、自動車最大手のトヨタ自動車やメガバンクは基準を満たさず、選ばれなかった。
同指数は、トップ企業の株価の動きを見えやすくし、市場の魅力をアピールするのが狙い。株価純資産倍率(PBR)のほか、自己資本利益率(ROE)などを踏まえて銘柄を選定した。
選ばれたのは、ソニーグループやキーエンス、NTT、第一三共など。東証株価指数(TOPIX)に比べ、電気機器や医薬品、情報・通信の比率が高い一方、輸送用機器、不動産は低くなった。銀行は選ばれなかった。構成銘柄は2024年以降、毎年8月に定期的に入れ替える。
【時事通信社】
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