- 2023/05/20 掲載
G7サミット初日、ウクライナ支援で結束 中国依存低減を探る
ポイントは以下の通り。
<ウクライナへの支援>
*ロシアによる違法な侵略を「最も強い言葉で非難する」、ウクライナへの支援は「揺るがない」などとする声明をまとめ、「ロシアの軍事機構を支えるG7の技術、産業設備、サービスをロシアから枯渇させる」と宣言。
*米、ロシアの制裁逃れや将来のエネルギー収入、軍需産業のサプライチェーン(供給網)などに関連する300以上の個人・団体を対象とした制裁を発表。
*バイデン米大統領、ウクライナのパイロットをF16戦闘機で訓練するための同盟国との共同作業を支援すると表明。
*ドイツのショルツ首相、対ロシア制裁の回避を防止するための現実的な措置を望むと発言。
*英、ウクライナ産穀物の盗難に関係する企業やロシアのエネルギー輸送に関係する企業を対象とする追加の対ロ制裁を発表。86の個人と団体を制裁対象に。
<中国への対応>
*ロイターが入手したコミュニケ草案によると、G7は自国の国益のために行動する一方、中国と「建設的で安定した関係」を築く用意があるという。
*重要なサプライチェーンにおける「過度な中国依存を減らす」ための措置や、技術移転やデータ開示における「悪質な慣行」への対抗措置を求める。
*台湾海峡の平和の必要性を再確認し、中国がロシアにウクライナ侵攻をやめるよう働きかけることを要請。
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