米債務上限協議が一時中断、複数の問題浮上＝報道

[ワシントン １９日 ロイター] - 米ホワイトハウスと共和党の連邦債務上限を巡る協議が一時中断されたと、複数の米メディアが報じた。一方、ホワイトハウスは合意の可能性は残されているとの見解を示した。

報道によると、債務上限を巡る実務者協議で共和党側の交渉担当者を務めるギャレット・グレイブス下院議員が「まだ合意に至っていない」と指摘。「生産的でないため、一時的に中断することを決めた」と述べた。

一方、ホワイトハウス当局者は合意の可能性は残されていると言及。「双方が誠実に交渉し、それぞれの望むもの全てを手に入れられないと認識すれば、合意はまだ可能だ」とした。

パンチボウルは関係筋の話として、債務上限を巡り複数の問題が表面化したと伝えている。