• トップページ
  • 半導体の減速鮮明、東京エレク3割以上の営業減益、SUMCOは上期1割超

  • 2023/05/11 掲載

半導体の減速鮮明、東京エレク3割以上の営業減益、SUMCOは上期1割超

ロイター

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
記事をお気に入りリストに登録することができます。
[東京 11日 ロイター] - メモリーを中心に半導体市場の減速が鮮明で、この日決算を発表した製造装置メーカーの東京エレクトロンは今年度の営業利益が3割以上、シリコンウエハーメーカーのSUMCOは上半期に1割以上、前年から減るとみている。

半導体の成膜装置などを手掛ける東京エレクトロンは今年度の営業利益が前年比36.4%減の3930億円になると予想。半導体メーカーの設備投資先送りなどの影響を織り込み、アナリスト22人の予測平均値4455億円を下回った。

販管費を前年比5%削減して対応するものの、今後を見据えて研究開発に過去最大となる約2000億円を投じることも響く。今年度上期で売り上げは底を打ち、その後は回復に転じるとみている。

翌四半期までの業績予想を毎回開示しているSUMCOは、1─6月期の営業利益が前年同期比13.8%減の429億円になる見通しだと発表した。事前に予想を出していたアナリスト2人の平均値472億円を下回った。

足元の4─6月期は顧客の生産調整の影響を受け、メモリー、ロジック向けとも300ミリウエハーの販売が後ずれしている。今年後半が底で、24年以降はデータセンターや車載、スマートフォン向けに需要が徐々に回復すると予想している。

一方、ニコンは24年3月期、半導体向け露光装置の販売増を計画。新品は23年3月期の27台から33台に増えるとみている。半導体メーカーの設備投資需要に一服感はあるものの、主要顧客以外への拡販や、付加価値の高い装置の販売増で増収増益を目指す。パネル向けの露光装置が低調なことから、精機事業全体の営業利益は前年比38.9%減の150億円を計画する。

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます