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- 2021/01/04 掲載
コロナによってどうアップデートされたのか? いよいよ見えてきた「終息後の未来」
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未来を変えるデジタルテクノロジー
ほとんどのビジネスパーソンは、「デジタルテクノロジー」と聞くと、恐らくさまざまな「カタカナ用語」や「2~3文字のアルファベット略語」を反射的に思い浮かべるかもしれません。2020年現在であれば、ロボット、ドローン、自動運転、AI、IoT、VR、5Gなどが該当するでしょう。筆者は過去に、このような先端デジタルテクノロジーが、人々の暮らしや社会をどのように変えうるかの「未来洞察」を、以下のような手法で行ったことがあります。- 1.テクノロジーによる生活シーンの変化を整理するためのフレームワークを構築
- 2.24時間365日の日々の生活を、睡眠、食事、仕事、身の回りの用事、趣味・娯楽、行楽、社会参加、メディア視聴といった生活シーンに分類
- 3.複数の「未来予測ソース(書籍など)」で、サイバーフィジカルシステム(CPS)が活用されているシーンを抜き出し、上記フレームワークの各シーンに挿入
- 4.大まかな方向性を考察
3については、NTT技術予測研究会『2030年の情報通信技術:生活者の未来像』や、ミチオ・カク『2100年の科学ライフ』といったソースを用いているので、数十年~100年程度先までも視野に入れた超長期の予測となっています。
今回は、こちらの未来像に対する、「ニューノーマルの影響」を分析してみます。「ニューノーマルの影響」については、筆者が所属する東芝デジタル&コンサルティングが5月に公開した「ビヨンドコロナ(BC)社会・経済トレンド」を利用して分析します。「BC社会・経済トレンド」とは、筆者も含まれる社内の有識者による、ワークショップやオンラインミーティングから洞察した、ニューノーマルにおける短期および中長期にわたる、社会・経済面の変化を8つのトレンドにまとめたものとなります(図表1参照)。
3分類による未来像のアップデート
これらのトレンドが、前記の未来像に与える影響について、「影響なし」「実現時期を早める(加速させる)可能性がある」「未来像そのものを軌道修正させる可能性がある」の3つに分類した上で、分析を行いつつ未来像をアップデートしました。「ビフォアコロナ」で示された未来像、および「ニューノーマル」によりアップデートされた未来像について、図表2に並べて示します。【次ページ】「軌道修正」を迫られた未来像とは?
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