東芝デジタル&コンサルティング デジタルコンサルティング部 大林 勇人
システムエンジニアとして、新規パッケージビジネスの立ち上げ、設計・開発、導入、運用・保守を担当した後、コンサルタント・研究員として、IT・デジタル・情報システム全般に関するコンサルティング、官公庁関連の調査研究、先端テクノロジー関連の調査やマーケティング、これからの働き方をはじめとする数十年先を見据えた未来洞察などに従事。2008年から2年間、総務省に出向し『情報通信白書』執筆、ICT利活用ルール整備促進事業(サイバー特区事業) 9プロジェクト推進等を担当。2019年12月から東芝デジタル&コンサルティングにて、デジタル関連事業やDX(デジタルトランスフォーメーション)をテーマとしたコンサルティング、デジタルツインを活用した事業推進に従事。
2010年代、数十年先の未来における社会やテクノロジーのトレンドや見通しを模索・イメージするといった「未来洞察」がブームとなりました。この際につくられたトレンドや未来予測は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がもたらす変化(ニューノーマル)と照らしあわせ、今こそアップデートして、引き続き活用されることが期待されます。いよいよ2021年が幕開ける中、本コラムでは、IT・デジタル分野のコンサルタントとして、先端テクノロジーのトレンド・ビジョンの予測を長年行ってきた筆者が、過去に自身が考案した「デジタルテクノロジーがけん引する未来像」に対して実際にニューノーマルの影響を加味したアップデートを行うことで、改めてデジタルテクノロジーによる未来の姿を展望します。(「先進デジタルテクノロジーがもたらす未来」のチャートPDFを提供)