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- 2016/05/10 掲載
クリテオが語る、リターゲティング広告の変遷とパフォーマンスを高める3つの要素
フランスのソフトウェア企業、クリテオとは

日本 韓国担当
マネージングディレクター
グレース・フロム氏
クリテオ 日本 韓国担当 マネージングディレクター グレース・フロム氏は「クリテオのコンセプトは『Where Relevance Drives Results』。これは、広告主やパブリッシャー、ユーザーが期待する結果を、膨大なデータを分析し、ユーザーが見たい情報を届けるということ」と説明した。
リターゲティング広告とは何か?
クリテオが提供しているのは、高度なユーザー分析により、サイト訪問者一人ひとりと関連性が高い商品レコメンドサービスだ。サイト訪問者に対して、「パーソナライズされたリターゲティング広告」を提供している。リターゲティング広告とは、検索サイトやバナー広告などから訪れた訪問者の行動を追跡し、再度ユーザーに広告を表示させるもの。分かりやすい例として、APAC戦略企画経営担当バイスプレジデント 鈴木 大海氏は、「旅行の予約を検討するケース」を挙げ、リターゲティング広告と予約の流れを説明した。

APAC戦略企画経営担当
バイスプレジデント
鈴木 大海氏
クリテオでは、こうしたリターゲティング広告を表示させるエンジンを開発している。このエンジンによって、「どのユーザーがどのくらいの確率で再訪問するか」をリアルタイムで瞬時に計算し、閲覧したものにレコメンド商品を加えて広告として表示することで、ユーザーの再訪問を喚起させている。
「クリテオは、広告主にクリックで広告料をもらって(クリック課金型モデル)配信し、パブリッシャーにはインプレッション数に応じて支払っている。クリックの前にインプレッションが発生するので、このモデルを実現させるには、インプレッションの先にあるクリック率を高い精度で予測できなければ難しい。これが他社との差別化要因となっている」
【次ページ】クリテオのリターゲティング広告エンジンの変遷
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