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- 2015/04/07 掲載
「紙ベースのワークフローをデジタル化する」 アドビ、PDFのクラウド化を推進
よく利用するツールに素早くアクセスできる「ツールセンター」
Acrobat DCでは、インタフェースは全面的に刷新され、タッチ操作が可能になった。また、各ツールをアイコン表示し、頻繁に使用するツールへのアクセスを容易にする「ツールセンター」も搭載された。さらに、デバイスに搭載されているカメラをポータブルスキャナーとして使用し、紙の文書を編集可能なデジタルファイルに変換することも可能になった。また、従来のAcrobatに搭載していた電子署名サービス「EchoSign」を「e-signサービス」と改名し、Document Cloudを介して署名のやり取りができるようになっている。
具体的には、依頼主が文書ファイルに署名欄を設定して依頼先に送ると、同ファイルがDocument Cloudにアップロードされると同時に、依頼先にメールが届く。依頼先は、Webブラウザを介してDocument Cloud上にあるファイルにアクセスし、署名をする仕組みだ。このとき、依頼先はWebブラウザ上で作業をするため、ローカルデバイスにAcrobatがなくても問題はない。
もう1つ、新機能として加わったのが「Mobile Link」である。これは、ドキュメントや設定、署名など、あらかじめ登録できる「スマートオートフィル」機能を、Document Cloud経由でモバイルデバイスにも引き継げるものだ。これにより、途中までPCで編集したドキュメントを、モバイルデバイスで継続して編集するといったことも可能。また、マイクロソフトの「SharePoint」とも連携しているため、作成したファイルをSharePointに保存することもできる。
日本企業もデジタルでの業務に抵抗はない
Document Cloudは、個人/小規模企業を対象にした「Document Cloud」と、中堅/大規模企業向けの「Document Cloud for Enterprise」がリリースされる。特にDocument Cloud for Enterpriseでは、文書セキュリティやコントロール、変更履歴のトラッキングなどといった機能を提供する。また、企業内の他のシステムと連携するためのインテグレーション機能としては、ストレージコネクター、ツールとサービスの使用権コントロール、APIなどを提供するという。価格とライセンス体系は以下のとおり。
【次ページ】日本企業は紙ベースでの業務を好む?
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