UQは連続50MHzの周波数帯域を有効利用するため、キャリアアグリゲーション（以下CA）技術や世界初の4×4MIMO（フォーバイフォーマイモ）技術の導入により、WiMAX 2+の下り最大速度を110Mbpsから220Mbpsへ2倍化する。また、今後も220Mbpsからさらに増速を続け、次は440Mbpsの通信速度を実現すべく取り組んでいくという。

　WiMAX 2+サービスエリアは拡大を続けており、2015年3月末までにWiMAXサービスエリアとほぼ同等になる予定。CAに対応するエリアは、WiMAX 2+エリアにおける対応周波数帯を現行の20MHzから40MHzに拡張することにより、順次全国へ拡大していく。


　一方、世界初の4×4 MIMO技術に対応するWiMAX 2+エリアは、一部エリアを除き、2015年3月末までにWiMAX 2+サービスエリア全域に拡大する。

　なお、220Mbps対応デバイス「Speed Wi-Fi NEXT」として、4×4 MIMO対応Wi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT WX01」とホームルーター「URoad Home2+」の2機種の新デバイスの販売を開始する。

　UQでは、超高速通信であるWiMAX 2+サービスでも、リーズナブルな定額料金で、月間上限がなく使い放題の、新料金プラン「UQ Flatツープラス ギガ放題」を提供する。「UQ Flatツープラス ギガ放題」は、月額4,380円（税抜）でどれだけ大容量のインターネット通信をしても追加料金が発生しない使い放題プランとなる。また、「UQ Flatツープラス ギガ放題」の加入から3ヶ月間は、月額3,696円（税抜）の割引料金でギガ放題を利用できる。


　なお、現在提供中の「UQ Flatツープラス」は、加入から2年間、月額3,696円（税抜）でWiMAX 2+通信を使い放題で提供しているが、「UQ Flatツープラス ギガ放題」の提供開始に伴い、2015年2月19日の申し込み分で2年間の使い放題を終了する。

　UQでは、本格的なクラウド時代にもっとも適したモバイルデータ通信サービスを利用してもらうため、日本のネットライフに「ギガヤバ革命」を起こすべく、「ヤ倍速」な「ギガ放題」を実現するという。