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カシオ計算機は、中華人民共和国(以下、中国)での事業拡大のため、現在2社で行っている販売活動を1社に集約、新社名を「カシオ(中国)貿易有限公司(以下、カシオ中国)」とし、中国におけるすべてのカシオ製品を扱う新会社として、2014年1月1日より営業を開始すると発表した。
カシオ計算機は、1970年代から中国への輸出を開始し、85年に北京事務所を設立。90年代には、電卓・電子楽器・時計の品目ごとに生産・販売機能を一体とした合弁会社を立ち上げた。2003年にデジタルカメラや電子辞書、電卓、電子楽器を主に販売する「カシオ(上海)貿易有限公司(以下、カシオ上海)」を、2006年に時計を販売する「カシオ(広州)商貿有限公司(以下、カシオ広州)」を設立し、販売会社2社の体制をとってきた。
新会社「カシオ中国」は、「カシオ上海」に「カシオ広州」の営業機能を統合して新社名に変更。重複する部門やシステムなどの一元化を図るほか、流通対応やプロモーションをすべての製品にわたって横断的に展開する。特に流通については、成長しているインターネットの通信販売への対応のため、全品目を一体とした営業・マーケティング活動を強化する方針だ。
なお、「カシオ広州」については、同日付で中国における物流管理会社として存続する。
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