• 2013/11/29 掲載

静岡銀行、日立が構築の統合文書管理システム稼働開始

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日立製作所(以下、日立)は、同社が構築した、静岡銀行の統合文書管理システムが、10月21日から稼働開始したことを発表した。
 統合文書管理システムは、申込書や契約書などの紙文書のライフサイクル管理のほか、報告書や会議資料などの電子文書の保管・管理を、本システム上で一元的に行うもの。日立は、2010年から静岡銀行と共同で文書管理改善の全体構想を検討し、保管期間や文書の取得・生成から廃棄までのライフサイクル管理、ペーパーレス推進など、行内統一での文書管理ルールを整備した。今回、そのルールの実践をサポートするために、紙文書と電子文書を統合管理する統合文書管理システムを構築した。

 また、静岡銀行はワークスタイル改革として、高い知的創造力と生産性を備えた本部オフィスの構築、および“顧客・営業店に対するサポート機能の強化を推進しているという。この一環としてペーパーレスを実現し、オフィスのスペース効率向上や場所・時間の制約からの解放の基盤をつくり、本部の生産性向上を目指す。既存の各部保管文書の約75%、新規発生文書の約60%の削減を進める方針だ。

 今回の静岡銀行における文書管理ルールの整備、実行計画策定は、日立コンサルティングが行い、その結果をもとに、日立が統合文書管理システムの開発を担当した。また、本システムには日立ソリューションズ開発の文書管理システムソフトウェアである企業内コンテンツ管理システム「ラビニティ ECM(Enterprise Contents Management)」が活用されている。

画像
統合文書管理システム イメージ図

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