2013年上半期に警察が把握した標的型メールは201件で、前年同期の351件から63.6％の大幅減になった。把握件数の減少の要因は、国内外の情勢や時事ネタに乗じて、関係方面に大量に送付する「ばらまき型」攻撃が減少したことにあるという。


　一方で、業務に関連する内容のメールのやりとりを何通か行ったうえで標的型攻撃メールを送付する「やりとり型」は、昨年1年間で2件だったものが、上半期だけで33件へと大幅増となった。