『孤独なサイバー責任者』 第一回
リスク中心で言語化できるマネージャになるには?
講演内容
セキュリティを統括する立場の方々から多く頂くご相談を取り上げる本シリーズ。第一回目は、リスクの「言語化」です。例えばですが、アタックサーフェスを考える場合、3つの視点があります。1つ目はリスクが見えず理解できないため、ベンダーに製品紹介を求めるアプローチ、2つ目は、自社のDX-IT環境から守るべき部分に目を向けて抜け漏れを確認するアプローチ、そして最後は会社内でビジネスがどのように変化しているかを確認し、アタックサーフェスに影響を与える要因を把握しようとするアプローチです。それぞれ視点が全く異なるため、同じテーマであるにも関わらず、そこから得られる結果は全く異なってしまいます。経営課題として全社リスクマネジメントの一環として取り組むには、ビジネス視点が求められますが、それと同時にスペシャリストであることも必要です。スペシャリストとしての役割や責任、能力についても解説します。
登壇者
株式会社IIJグローバルソリューションズ
シニアコンサルタント
伊藤 通洋