- 2013/08/21 掲載
村田学園、WyseシンクライアントとCitrix XenAppで仮想デスクトップ環境を刷新
このような状況を改善する策として、管理の大幅な軽減が見込まれ、一元管理可能な仮想デスクトップ環境に移行することを決定した。2011年に教育研究情報センターのサーバルームから各校の教室や職員室の端末にアプリケーションを配信・管理する仕組みを整えた後、2013年にPC教室で順次展開し、7月に短大の事務局への導入が始まっている。端末には「Wyse T10シンクライアント」が、ソフトウェアにはCitrix XenAppが選ばれ、デスクトップ仮想化を実現した。
採用にあたっては、シンクライアントに特化した独自開発OS「Wyse ThinOS」の、グラフィカルなアプリケーションなど負荷が高いソフトウェアでもスムーズな動作を実現する性能や、4~5MBのファームウェア容量で運用管理性が高い点などが評価されたという。また、仮想化ソフトウェアとしてシトリックス「XenApp」を選択したことについては、従来、Windows server OS上のofficeソフトウェアをPC教室で利用おり、Citrix XenAppを検証利用したところ、パフォーマンスに大きな改善が見られたため、全校での導入を実施となったという。

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