- 2013/04/23 掲載
CTC、M2Mプラットフォーム「deviceWISE」のトライアルサービス開始
建設業や製造業の企業を中心に、時間とコストをかけずに小規模からM2Mクラウドサービスを導入したいという要望や、導入に伴う技術検証を行いたいという要望をうけ、今回のトライアルサービス提供に至ったと発表されている。データを取得するためのセンサ・機器、集めたデータを集約するデータベースや表示・分析するためのアプリケーションは顧客企業が用意し、CTCはデータを取得したいセンサ・機器から、指定したデータベースやアプリケーションにデータを転送する仕組みをクラウドサービスで提供する。「deviseWISE」のクラウドサービスを利用することで、従来は社内ネットワーク環境でしかできなかったデータの閲覧・管理が、インターネット回線などの利用により社内ネットワーク環境以外からもできるようになる。
今後は、建設会社やビル工事会社で、スマートコミュニティやスマートグリッドビジネスを見据え、建物のエネルギー管理システムや空調や照明などの管理も含めたビルディングオートメーションシステム、設備管理システムなどの検証を行う予定だ。
最初のトライアルとして、工場の生産装置などの稼働情報を管理・制御する用途などに利用されるFAコンポネントの開発・製造大手である三菱電機にて、「deviseWISE」のクラウドサービスを利用することで、三菱FA製品「MES インタフェースIT」を使用した製造業の生産現場と生産管理のデモシステムでデータ収集する用途の検証を4月から開始した。
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