- 2013/04/12 掲載
ハッカー集団のWinnti、4年にわたりオンラインゲーム開発会社へサイバー攻撃
カスペルスキーが被害にあった企業から提供を受けた検体を解析したところ、64ビットのWindows環境用にコンパイルされたDLLライブラリで、リモート管理ツール(RAT)機能を備えたトロイの木馬型ウイルスだったという。
攻撃対象になったのは、オンラインゲームを開発する30以上のソフトウェア開発会社。韓国を中心に、ドイツ、米国、日本、中国、ロシア、ブラジル、ペルー、ベラルーシにあるオンラインゲーム会社もWinntiグループの犠牲者だった。日本企業ではネクソンなども対象に含まれている。
なお、同グループの収益化スキームは、産業スパイに加えて、ゲーム内の仮想通貨を現実の通貨に変えるリアルマネートレード(RMT)、海賊版サーバの展開などにより行われた。
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