- 2013/03/12 掲載
アリエル・ネットワーク、グループウェア「ArielAirOne Enterprise」を視覚障碍者の利用に対応

すべての事業主は、厚生労働省が定める法定雇用率制度によって、法定雇用率以上の障碍者を雇用することが義務付けられているが、この法定雇用率が、2013年4月1日より引き上げられることに伴う設備拡充のニーズへの対応、企業内情報共有のバリアフリー化の一環として、視覚障碍者が利用できるグループウェアを実現した。
現在、企業で導入しているグループウェアを視覚障碍者が利用しているケースはほとんどなく、視覚障碍者の企業内コミュニケーションは、電話やメールによってなされているのが現状という。今回、アリエル・ネットワークは、グループウェアにおいて、視覚障碍者が利用するスクリーンリーダーに対応する音声化インタフェースを提供し、企業内における視覚障碍者のコミュニケーションの改善・情報共有の円滑化・情報収得の効率化を図る方針だ。
利用可能な機能は、新着、スケジュール、タスク、アドレス帳、ユーザー名簿、メモ帳、伝言、ファイル管理、リンク集、電子会議室、Q&A会議室、掲示板、マイグループ、タイムライン、お気に入り。現在、ユーザー企業2社が利用を開始しているほか、視覚障碍者の方の協力でユーザビリティテストを実施している。
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