アマゾンの発表によれば、アジア、Amazon Web Services（AWS）によるクラウドサービス分野、タブレット端末「Kindle Fire/Kindle Fire HD」が好調だったことで利用者数が増えた電子書籍分野、さらに同端末で利用でき、配信元も拡充した映像サービス分野などが好調だった。

　中でもAWSでは、シドニー、オーストラリアなどの拠点を新規に展開。SAP Business SuiteやSAP HANAなどの基幹系製品も新たにAWSで動作が証明されたことで利用が拡大しているという。

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　また、電子書籍分野は、2012年には7割近い伸びを示したという。ジェフ・ベゾスCEOが「電子書籍事業は今後も高成長が見込める」と指摘。「予想していた変化が今、起こりつつある」としている。

　同社は、中核となるEC事業のほか、クラウド事業や電子コンテンツ事業、物流事業（フルフィルメント）などの事業が順調な成長を遂げており、今やEC企業の域を超える企業になりつつある。好調な決算結果を受けて、同社の株式は時間外取引で過去最高値を更新している。