大垣共立銀行、沖電気工業の「顧客情報連携システム」を導入

　本システムによるオリジナル画面では、ATMの利用者ごとに取引メニューや、定期預金金利、外国為替相場などの金融情報、顧客へのメッセージを表示する。利用者は、よく利用する取引メニューや、知りたい金融情報を選びオリジナル画面に配置することが可能だ。銀行からは、CRMシステムと連携して顧客に適した商品やキャンペーン情報を案内可能だ。

　今回開発された「顧客情報連携システム」では、顧客チャネル間のサービス連携性をもつ沖電気工業のマルチチャネルマーケティングシステム「ChannelNavigator 2.0」を採用している。「ChannelNavigator 2.0」はCRMから還元された顧客情報を基に、顧客に適した情報を適したチャネルからタイムリーに提供可能。センターサーバによる他システム連携が容易な「Web-ATMシステム」と「ChannelNavigator 2.0」を連携させることにより、窓口端末やコンタクトセンターなどの他チャネルと連携したサービス提供など、拡張性を備えたシステムとなっている。