- 2012/05/22 掲載
ソフトバンクモバイル、LTE-Advancedに向けたECO-LTEの実証実験を開始
ソフトバンクモバイルでは、セル境界の通信品質を改善する技術として、隣接する2つの基地局が連携して端末に信号を同時に送信する「複数基地局間協調伝送方式」の実証実験を、複数の基地局装置を一カ所に集中して設置し、基地局とダークファイバでつなぐ光張り出し方式の基地局構成で既に実施している。
実証実験は、総務省の「電波資源拡大のための研究開発」プロジェクトの一環で行われ、実験を通して通信品質や通信速度が評価される。今回の実験では、光張り出し方式ではなく、一般的なIPネットワーク上で規定された基地局間インターフェース(X2インターフェース)を利用した「複数基地局間協調伝送方式」の実証実験となる。
「X2インターフェース」を用いることで、分散設置された基地局に対応できることや、ダークファイバが利用できない基地局に対応できることなど、汎用的な方式として商用サービスに利用できるようになるとしている。
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