- 2012/05/18 掲載
シュナイダーエレクトリック、電源管理機能を強化し省エネ機能・LCD画面を搭載した「Smart-UPS」シリーズ9製品発表
まずシュナイダーエレクトリック 代表取締役社長 アルノ・モンディ氏が登壇し、1962年の日本進出から50年を迎え、日本はシュナイダーエレクトリック全体で売上規模5位であることを紹介。
続いて登壇した同社 ビジネスパワー・ソリューションズ部門 バイスプレジデント マイケル・マイロ氏は、同社ユーザーへの数千回の調査をもとにした新製品の開発コンセプトについて、環境への配慮、バッテリの長寿命化、従来のLEDランプ表示よりもわかりやすいインタフェースの提供、リモート管理の実現、問題発生時以外はUPSのことを意識しなくてすむような信頼性と回復力を挙げた。
同社ビジネスデベロップメント部 HBNビジネスデベロップメントマネージャ 神谷 誠氏は、新製品の特徴について紹介。「グリーンモード」については、電源状態が良いときはAVRコンポーネントをバイパスすることで熱を減らしている。グリーンモードによって効率97%以上を実現。バッテリの長寿命化や冷却コストの低減にも貢献する。また、LCD画面での情報表示にはスタンダード/アドバンストの2つのメニューを用意。UPSの状態表示やセルフテストの実行、出力コンセントグループの詳細設定などが行える。
そのほかの新機能として神谷氏は、出力コンセントグループごとのコントロールを紹介。停電発生時に重要な機器のバックアップ時間を延長したり、起動および停止時の時間差制御を実現したりすることが可能だ。
標準価格は「APC Smart-UPS 2200 LCD 100V」20万5,905円、「APC Smart-UPS 3000 LCD 100V」26万190円、「APC Smart-UPS 1500 RM 2U LCD 100V」15万9,915円、「APC Smart-UPS X 3000 Rack/Tower LCD 100-127V」46万5,780円で、これら4製品は5月28日より販売開始される。
また、その他の5製品については標準価格が「APC Smart-UPS 500 LCD 100V」4万9,245円、「APC Smart-UPS 750 LCD 100V」6万7,200円、「APC Smart-UPS 1000 LCD 100V」8万4,000円、「APC Smart-UPS 1500 LCD 100V」12万120円、「APC Smart-UPS 3000 RM 2U LCD 100V」44万6,880円となっており、近日発売の予定だ。
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