- 2011/11/25 掲載
キヤノンMJが複合機向けアプリ、留め置き印刷でミスプリント防止アプリとサーバレスでどこでも印刷が可能なアプリ
「えらんでマイプリント for MEAP ADVANCE」は、印刷ジョブを一旦複合機の中に保存し、複合機のタッチパネル画面上で印刷設定を確認しながら、必要なジョブだけを印刷できるというもの。留め置き印刷を活用することにより、放置プリントやミスプリントなどで発生していた無駄な印刷コストを削減することができる。また、パスワード設定も可能で、本人以外が印刷しない、または印刷物を手に取るリスクを削減できるという。

「サーバーレス Anyplace Print for MEAP ADVANCE」は、従来プリントサーバが必須だったICカード認証の機能をサーバレスで利用可能にするというもの。認証サーバ機能を、印刷データを管理する「ストレージデバイス」、誰のジョブがどのデバイスに格納されているかを管理する「ネームサービス」、実際に印刷する「印刷デバイス」の3つに分け、それぞれを各複合機に割り当てることが可能になる。1台に集約することもできるほか、各機能を分散し、トラフィックを分散することも可能。また、本機能により、サーバが不要になるため、サーバ関連イニシャルコストや運用コストが削減できる。
さらに印刷時にカラーモード指定が行え、印刷前でモノクロに設定できるなど、高コストなカラー印刷を抑える機能を備えることで、プリントコストを削減できるとしている。
ただし、サーバ版は利用台数に上限はなく、WAN超えも可能なのに対し、サーバレスの場合は、30台程度の台数上限が設定されているほか、企業のLAN環境の中だけでの利用に限られる。

「えらんでマイプリント for MEAP ADVANCE」の価格は4万円(税別)、2012年1月中旬から発売し、年間5000本の販売を見込む。「サーバーレス Anyplace Print for MEAP ADVANCE」の価格はオープンで、2012年1月下旬から発売し、年間3000本の販売を見込む。
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