- 2011/10/25 掲載
KDDI研究所、Web上の有害情報を95%の精度で自動識別するシステムを開発
利用者はまず、判定システムを利用する前に、「誹謗中傷」や「アダルト」「オンラインゲーム」「掲示板」などの72カテゴリの中から有害としたいカテゴリを自由に組み合わせることで、フィルタリング対象を簡単に設定できる。識別精度については、コンテンツに含まれる有害な単語検出やその係り受け関係抽出などの精密な「言語的コンテンツ分析」と、判定済みコンテンツとの内容の類似判定や、有害の可能性が高い背景色やリンク先の検出などの高速な「外形的コンテンツ分析」を組み合わせた総合判定により、高精度化を両立することに成功した。識別精度はおよそ95%を実現しているという。また、同システムはWebインターフェイスを搭載しており、Webブラウザ経由で簡単に利用することが可能だ。
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