- 2011/04/20 掲載
EMCジャパンとアイシロン、ビッグデータ運用のNAS「Isilon S200」「Isilon X200」などを発売

新たに加わったハードウェア製品「Isilon S200」「Isilon X200」では、ユーザーの要件に応じたディスクドライブ(SAS/SATAのHDD、またはSSD)構成を実現。巨大なグローバル コヒーレント キャッシュ(共有リソースにおいて一貫性をもつ複数のキャッシュ)と、インテルの次世代クアッドコア プロセッサを備えることで、ビッグデータへのアクセスを高速化したという。
さらに、最新のソフトウェアである「OneFS 6.5」オペレーティング システムでは、ミッションクリティカルなデータセンターの処理パフォーマンスを強化。また、非同期レプリケーション ソフトウェア「SyncIQ 3.0」を組み合わせることで、事業継続性に重要なRPO(Recovery Point Objective:目標復旧地点)を向上させ、バックアップデータの鮮度を向上させた。
Isilon S200は、単一のファイル システムで140万を超えるNFSオペレーションと85ギガバイト/秒のトータル スループットを実現。インテルのクアッドコア プロセッサを搭載し、STECのSSDドライブ、日立のSASドライブ、10ギガビット イーサネット(GE)ネットワークインターフェイスを備え、最大で13.8テラバイトのグローバル コヒーレント キャッシュを組み合わせることが可能になっている。
Isilon X200は、30ギガバイト/秒上のトータル スループット、80%以上の容量使用率をサポートする。ハードウェア構成は幅広い選択肢から組み合わせ可能。
OneFS 6.5では、単一ファイル システムとボリュームで最大10.4ペタバイトの容量拡張をサポート。SyncIQ 3.0ではスナップショット機能を提供するSnapshotIQと完全統合した。
標準価格はX200(最小構成時6TB HDD,6GB RAM,4 x 1GEポート)で446万円(税抜)から。「OneFS 6.5」が標準搭載される。
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