ヴィクサスは、富士ソフトのプライベートクラウド基盤を活用した、SaaS型のパートタイマー・アルバイト雇用管理システム「FSCloud PAM」を発表した。4月20日より提供開始される。

　同社は富士ソフトグループで流通・小売業界向けのシステム開発を主力事業としている。「FSCloud PAM」では、応募者管理から契約管理までの一元管理が可能なほか、退職者スタッフデータを蓄積する人材バンク機能や、応募者適性検査ツール「PET-p」を標準搭載し、ヴィクサスが提供する勤怠管理システムとの連動、マスターデータの一元管理が可能となっている。多店舗展開企業では、店舗ごとに行っている募集・契約更新業務などの進捗状況を本部でリアルタイムに把握し、一元管理することができる。

　なお、2010年10月に富士ソフトはプライベートクラウド基盤を構築し、流通業界向けSaaS型「流通クラウド」の展開をスタート。2011年2月より、第1弾として流通BMSソリューション「FSCloud EDI」、第2弾として物流在庫管理システム「FSCloud Logistics」のサービスを提供しており、「FSCloud PAM」は富士ソフトグループ「流通クラウド」の第3弾となる。