- 2011/02/09 掲載
KDDIやソフトバンクなど7社、日韓で利用可能なモバイルNFC対応サービスの共同実証実験を開始

今回、実証実験を行うのは電子マネーサービスとスマートポスターサービスの2種類。電子マネーサービスでは、MasterCard PayPassの実験とT-Cashアプリを用いた実験を実施。会計時にレジでかざしたり、改札通過時に乗車券として利用する。MasterCard PayPassの実験では、KDDI、SK Telecom、ソフトバンクモバイル、マスターカード・ワールドワイド、クレディセゾン、オリエントコーポレーションの7社が参加して、千葉や神奈川の店舗での利用実験を実施する。
スマートポスター・サービスでは、携帯電話がNFCタグのリーダーライタになり、タグが埋め込まれたポスターや地図にかざして、情報を読み取らせる。DNPの五反田ショールームや印刷博物館、銀座の街路灯約110箇所、韓国のソウル市内のCOEXや飲食店など約150箇所で実施する。この実験には、KDDI、SK Telecom、大日本印刷、凸版印刷、T-Engineフォーラムが参加する。
各社では今後、今回実験を行うサービスについて早期の商用化を目指す。また、NFC技術を活用して携帯電話をかざすサービスを利用できる国を拡大し、さらなるグローバル展開を推進していく考え。
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