- 2011/01/19 掲載
塩野義製薬、全社6000台のPCにカスペルスキー製セキュリティソフトを導入
塩野義製薬では2006年からシオノギグループ全体のクライアントPCを一括調達するPCLCM(PCライフサイクルマネジメント)を実施。2010年4月稼動に向けた更改を機に、国内グループ全社6,000台のPCのセキュリティ対策として「Kaspersky Work Space Security」を採用した。
「Kaspersky Work Space Security」は、「Kaspersky Anti-Virus for Windows Workstation」「Kaspersky Anti-Virus for Linux Workstation」「Kaspersky Administration Kit」の3つのアプリケーションで構成された製品。ウイルスやスパイウェア、ハッカー攻撃、迷惑メールなどのマルウエアの脅威からノートパソコンを含むオフィスのワークステーションを保護する。本製品では、付属のAdministration Kitを使用することで、管理者によるリモートでのインストールやアップデートなどが行える。
2006年4月のPCLCM第1期で採用したウイルス対策ソフトは、2年を経過した辺りから数々の課題を抱えていたという。具体的には、定義ファイルが大きくなった結果、PCの起動や定義ファイル更新時ののレスポンスの悪化など、業務に支障を来たしていたという。
こうした課題に対して、新たなクライアント用ウイルス対策ソフトを選定するにあたり、塩野義製薬では主に1.機能要件、2.パフォーマンス要件、3.システム管理要件などを挙げ、評価テストを実施した結果、総合的に最も評価の高いツールだったとして採用に至ったという。
「ウイルス対策に加えて、スパイウェア対策を考えていました。当初はWindows Defenderを組み合わせて、コストをかけずに同対策を実現しようと提案しましたが、エンドユーザーからクライアントPCセキュリティティツールで実現してほしいという強い要望がありました。当時利用していた他社製品は上位20種のスパイウェアは検知するものの、それ以外は別のツールで対策してほしいというものでした。それに対してKaspersky Work Space Securityは、スパイウェア対策も含めたトータルセキュリティ管理が可能でした。また、リプレース前のシングルコア、搭載メモリ512MBというハードウェアスペックで検証したときに、最もパフォーマンスに影響を与えないのがKaspersky Work Space Securityでした」(情報マネジメント本部情報技術統括事業部 脇坂 哲也氏)
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