東芝、中国市場での液晶TV販売で合弁会社設立へ

　東芝は、中国市場向け販売合弁会社「東芝ビジュアルプロダクツ（中国）社」を設立することを発表した。

　今回の発表によると同社は、中国の液晶TV市場における販売体制を強化するため、中国の家電メーカーであるTCL集団股■有限公司（■印の文字は人偏に「分」）と、中国市場向け販売合弁会社「東芝ビジュアルプロダクツ（中国）社」を設立することで合意した。新会社の出資比率は東芝が51％で、2010年9月から営業を開始する予定となっている。

　中国におけるTV市場は、同社の予測によると、2012年度には2009年度比で約190％、内陸都市部においては約220％の伸長が見込まれ、2010年度には国別市場規模で世界最大の市場になると同社では見込んでいるという。