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NECは、IT機器の冷却電力を半減する冷却モジュールを開発したことを発表した。
今回開発されたのは、冷媒が液体から気体に変化する際の熱の移動を利用する相変化冷却と、液体と気体が混在した気液二相流で熱輸送を行う技術を利用して、省電力でIT機器を冷却するモジュール。IT機器内のCPUなどで局所的に発生する熱を、モジュール内の冷媒の気液二相流により効率よく放熱器まで輸送し、輸送した熱を、冷媒の温度上昇を伴わない相変化を利用して放熱する。これらにより、ポンプが不要でファンの送風量も削減できるため、従来の空冷式IT機器と比べて約80%、水冷式と比べて約60%の冷却電力削減を実現する。
この相変化冷却モジュールは、2008年度からNECが参画している、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構の「グリーンネットワーク・システム技術研究開発プロジェクト」の研究成果であると発表されている。NECでは今後、汎用的なIT機器への組み込み実現のために研究を進め、データセンタにおいて現在の主流である空冷式冷却と比べて40%以上の冷却電力削減を目指す方針だ。
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