WADAXは、『全てのインターネットに「安心」と「安全」を取り入れた、超一流のサービスを提供し、世界の人々がインターネットを安心して利用出来る社会を実現する。』を企業理念とし、セキュリティサービスの拡充に努めてきた。従来のサービスでは、サーバー証明書の安価な提供や、セコム不正侵入検知サービスを導入していたが、不正侵入を検知しても、いかに防御するかが大きな課題となっていたという。そこで、@Next Styleで展開するサービス（共用、専用、ハウジング）では、セコムトラストシステムズのセコム不正侵入検知予防サービスを標準で導入し、重大な不正侵入が発生した場合には即座に自動で防御するシステムとなっている。深刻な不正侵入時に24時間365日緊急電話連絡も標準で用意している。



　同社のサービスには、2か月に1回の定期的な脆弱性診断を行い、問題点があれば、問題点ごとに詳細なセキュリティ診断書を郵送するオプションが用意されている。診断書の内容はリストの項目から構成され、脅威～脆弱性の項目で問題点の概要を素早くつかめるように簡潔にまとめられている。解説の項目では、問題点によってはA4用紙1枚以上からなる詳細な原因と症状が解説され、具体対策の項目では、アプリケーションのアップデートが必要な場合は、入手先やバージョン、設定による対処など、どのような対策手順が必要か具体的に解説されている。

　また、ECサイトなどに向いたサーバーおよびWebアプリケーションに対して毎日脆弱性診断を行うe-SECOM診断365もオプションで利用可能となっている。

図　@Next Styleのラインナップ

リスト　セキュリティ診断書の項目

　2006年8月、WADAXはレッドハットと「アドバンスド・ホスティング・パートナー」を結び、@Next Style専用サーバーサービスでは標準（無償）でRed Hat Enterprise Linux ES 3/4が利用できる。ハードウェアはNEC製もしくはDELL製から、CPUやストレージ構成に応じたプランが用意されている。専用サーバーはマシン1台を自由にできるものだが、同社でroot権限を持ってシステムを管理し、利用者は一般ユーザー権限だけを持つ、共有サーバーと同じような感覚で1台のマシンリソースを使えるプランも用意している。1台のマシンを使いたいが、システム管理に不慣れだったり、管理者が調達できない場合に向いたサービスである。

ワダックス
http://www.wadax.ne.jp/
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0120-963-388