- 2006/09/22 掲載
電話もデータセンターに預ける時代【AT-LINK専用サーバ・サービス(at+link)】
【IT基盤】企業インフラとなったデータセンター
AT-LINK専用サーバ・サービス
「AT-LINK(エーティーリンク )専用サーバ・サービス」は、リンクとエーティー・ワークスが共同で運営する専用サーバーサービスである。日本の企業として初めてRed Hat社とアドバンストホスティングパートナー契約を結び、業務サーバー用として最も利用されているRed Hat Enterprise Linux(以下RHEL)を無償で提供している。RHELを利用するには通常1年ごとに更新するサブスクリプションライセンス(約10万円/年)の費用が必要だが、これが不要となる。
ユニークなのが、ベンチャー企業向けの支援プラン「eBusiness インキュベータ」である。これは、企画書、決算書、設立趣意書のいずれかを提出することによって、初期設定費用、6か月間の利用料が無料になるというもの。提出書類のファイル形式は問わずA4用紙1枚程度でOKで、個人、団体、法人を問わず申し込み可能だ。
またドメインの取得・設定も無償だ。JPドメインおよびCOM、NET、ORG、INFO、BIZドメインのプレゼントキャンペーンを実施しており、登録代行、初期登録、設定には費用が一切かからない。必要なのはドメイン更新時(JPドメインは1年後、gTLDは2年後)からの、更新料のみとなる。
BIZTEL
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図 A-modeセキュアシンクライアントの構成
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BIZTELでは、設定ツールのインターフェイスや端末として使うソフトフォンを独自開発し、基本サービス料金内ですべて利用できる形にしている。利用ユーザー数に応じて従量制で課金されることもない。Webサーバーなどと同様に、サーバーの管理は同サービスが行い、設定はユーザーが直接行う。一般のPBXのように設定作業を業者に委託する必要がなくなり、運用コストの削減と、ユーザー側における迅速な設定操作性を実現している。同サービスによると、電話利用における費用と運用の敷居が大きく下がったことで、社内PBXの置き換えだけでなく、イベントなどでの一時利用や、いままで電話と連携していなかったサービスの付加価値として電話を利用する場面が増えてきているという。
BIZTELは、近々プレゼンス機能とメッセンジャー機能を追加する予定だ。プレゼンス機能とは、在籍、外出中、休暇中などを表示するもので、たとえば、電話帳の名前欄にあるアイコンにその人の状態が表示される。同サービスでは、BIZTELをビジネスツールとして発展させていく考えである。
AT-LINK専用サーバ・サービス
http://www.at-link.ad.jp/
pr-info@at-link.ad.jp
03-5785-0555
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