• 2010/01/07 掲載

アビーム、花王の情報化による業務改革を支援

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花王は、グローバル基幹システム統一に向け国内の基幹系情報システムを全面刷新した。同プロジェクトは、アビームコンサルティングがサポートしたという。
 花王は、グローバルな事業展開をにらみ、海外拠点の業務プロセスやKPI(重要経営指標)の標準化を実施、アジアや欧米拠点の基幹系システムを統一してきた。精度を上げた業務データを基に日次で一元管理、分析する体制を整備し、迅速な意思決定による経営強化を目的とした。 

   アジア拠点では、2000年10月よりABS(Asia Business Synchronization)プロジェクトを開始。アジアの22の子会社にSAP ERPを導入した。アビームは、2002年の標準業務策定作業からプロジェクトに参画、独自開発の「消費財企業向けIndustry Framework」を使用し、1,300以上のプロセスを標準化した。欧米では、産業用化学品の生産および販売事業領域におけるABSテンプレートの導入を2005年4月より開始した。ドイツ、スペイン、フランス、アメリカ、メキシコに導入し、グローバル標準化を実現している。カネボウ化粧品買収後は、ABSテンプレート活用により、タイ、中国それぞれ半年以内で基幹系システムを刷新した。

 2007年10月より開始された国内の基幹系情報システム全面刷新も、アビームがパートナーとして参画した。同社コンサルタントが、「Abeam Method」に準じてプロジェクトの全体計画から、構想策定、要件定義、開発、テスト、稼動、運用支援までを行ったという。具体的には、花王の4事業の財務経理(一部)、管理会計、購買、生産(数量管理)、貿易、物流・販売(ケミカルのみ)業務において、ABSテンプレートを半年で「SAP ERP 6.0」にした。加えて、「SAP NetWeaver(BI、EP、MDM、PI)」「SAP BusinessObjects GRC solutions」の機能を最新のNetWeaver基盤上で活用し再構築したという。  

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