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IBMは13日、米トヨタ自動車販売(TMS)、サザン・カリフォルニア・エジソン社と共同で行ったデータセンターのエネルギー消費およびコスト削減の取組み結果を発表した。
米トヨタ自動車販売(TMS)は、自社データセンターにIBM MMTを導入し5ヶ月間に渡ってエネルギー消費およびサーバ障害リスクの低減を図ってきた。IBM MMTは、データセンターの床から天井までの熱分布を測定、電力消費や冷却効果の非効率性をピンポイントで特定する3Dチャートを作成し熱分布を精査する。データセンターに改善策を取り込むための基本となるモデルを作成することができる。
TMSは気流管理を改善し、冷気の漏れを減らし、冷却能力をITの電力消費に合わせ、ラックの排気と吸気を分離するシステムを導入した。結果、空調機器を30%削減しながら、データセンター全体の熱だまりを減少させ、室温を一定に保っている。TMSの電力供給会社サウザン・カリフォルニア・エジソンは、TMSの省エネルギーを定量化し、10%以上の電力需要が削減されたことを確認したという。
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