ターボリナックス、中国・普華社と日中両市場向けOS製品の共同開発会社を新設

　ターボリナックスは、中国電子科技集団公司グループの普華基礎軟件股分有限公司（iSOFT INFRASTRUCTURE SOFTWARE CO.,LTD.　以下、普華社）と、中国政府や日中両市場向けOS製品の共同開発センター「ターボラボ」を新設することで合意し、基本契約を締結した。

　同センターは、両社グループのソフトウェア開発技術や実績、人材を集約・共同化することによって、OS製品の迅速かつ効率的な研究開発と先進的な製品開発を行うことを目的としている。提携により中国政府向けの大規模プロジェクトにおける開発体制を強化ができ、品質管理や製造プロセスなど製品開発面においても、リソースの効率活用とナレッジの共有によって、政府の基幹系システムレベルのソフトウェアを製品化することが可能となった。

　9月に両社共同出資による「ターボラボ株式会社」を日本に設立し、200名規模の体制で中国政府や日中両市場向けOS製品の共同開発を開始する。