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- 2009/03/24 掲載
関西流ベタベタIT商法の挑戦49~「まいど1号」宇宙へ旅立つ
関西商魂 代表 中森勇人
身近な宇宙ビジネス
一般的に、人工衛星の開発には3年から10年の年月と、数億円から数百億円のコストが必要とされる。これまでに商用利用されてきた人工衛星は限られているが、それはコスト面や技術面での壁が立ちはだかってきたから。ほとんどの人工衛星がフルオーダーメイドで開発されていることも理由にあげられる。 一方、パソコンや家電業界では、モジュール化が進んでいる。モジュールの性能を競い、性能が飛躍的に高まったパソコンや家電のように、人工衛星も通信機器、電源機器などの心臓部をそれぞれモジュール化し、それをプラグイン式に組み合わせて衛星にすることによって、低価格で高性能なものを実現することはできないだろうか。東京大学の中須賀教授のそんな発想から生まれたのが、汎用小型衛星PETSAT(ペットサット)だった。 2003年には、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)からの委託事業として、PETSATの実現を目指したプロジェクトがスタートする。
東大阪宇宙開発協同組合の人工衛星プロジェクト「SOHLA」では若手エンジニアと東京大学をはじめとする大学生、製造を得意とする企業が結集し、産学官連携プロジェクトとしてPETSATの開発をおこなってきた。
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