- 2009/03/06 掲載
マイクロソフトとノベルら4社、WindowsとLinux混在の中堅企業向け仮想化ソリューションを提供
WindowsとLinux双方を利用する企業のITシステムで、仮想化によるハードウェア、サーバーOSの統合をサポートも含めて提供する。これにより、導入運用コストを約3割削減することを目指すという。具体的には、マイクロソフトの仮想化技術「Hyper-V」上で、ノベルの「SUSE Linux Enterprise Server」が仮想化ゲストOSとして利用されるという。大塚商会が導入前の事前コンサルティングから構築、サポートまで対応し、サイオス、ノベル、マイクロソフトの3社は技術支援を行う。
Webサーバーやメールサーバーなどで採用されているLinuxベースのシステムを仮想化し、マイクロソフトの運用管理製品「System Center」で一括管理することで、物理サーバの数を減らし、管理効率を高める。マイクロソフト側は同社の仮想化プラットフォームへの移行を促し、ノベル側は自社のLinuxディストリビューションへの乗り換えなどに商機を見出すものとみられる。
初年度の導入目標は50社。価格は個別相談となる。
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