MIJS所属企業のSaaS基盤をNTTコムが提供へ、共同技術検証を開始

　日本製のソフトウェアを世界に向けて発信していく業界団体のメイド・イン・ジャパン・ソフトウェア・コンソーシアム（MIJS）と、NTTコミュニケーションズは、国内向けSaaS型アプリケーションサービスの提供に向けて、2008年1月より共同技術検証を実施すると発表した。

　今回の技術検証では、NTTコミュニケーションズのSaaS基盤「BizCITY for SaaS Provider」上で、MIJSに参加している各社のアプリケーションの動作検証を行う。具体的には、アプリケーションごとに最適なサーバ環境の検証（専用サーバ、仮想化サーバなど）を行い、VPNと接続するネットワークゲートウェイ経由でのアプリケーションの動作を検証する。さらに複数アプリケーションのシングルサインオン機能での動作検証などを行う。

　検証に利用するサーバ環境は、NTTコミュニケーションズのホスティングサービスであるAGILITホスティングの専用サーバや仮想化サーバなどを予定しているという。

　実証実験は6月まで行う予定。