ベリングポイントは16日、全世界に展開する同社の情報マネジメントサービスをポートフォリオ化したと発表した。これにより戦略策定からシステムの実装・保守まで、一貫したグローバルサービスとして提供されるという。

　ベリングポイントではこの新たなポートフォリオにより、あらゆる国や地域において、より迅速かつ幅広い情報マネジメントサービスを提供するとともに、「先進的な組織は、情報の量と複雑性という問題を打開する手段を真摯に追求している（ベリングポイントの情報マネジメント・グローバルソリューションリーダー、エド・ヘイガン氏）」として、各クライアントの固有のニーズに沿った柔軟なサービス提供を目指す。

　具体的には次に挙げる3つのポイント、ビジネスインテリジェンスを通じた組織横断的な意思決定および適切な情報へのアクセスの改善という点、情報/データの取得と共有における効率と一貫性の向上という点、より安全でコスト効率の高い企業内情報の保持という点についてそれぞれ改善を図る。

　ベリングポイントでは業界知識を一体化し、ライフサイエンス分野での情報マネジメント、エネルギー業界における複雑なコンテンツ管理、政府機関での横断的な情報共有などにも取り組んでいく。